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【こどもに伝えたいお金の知識】~Vol.4~:「これ買って!」がなくなる?欲しいものと必要なものの境界線

【こどもに伝えたいお金の知識】Vol.4 「これ買って!」がなくなる? 欲しいものと必要なものの境界線

こんにちは!FPのお金教育連載、第1章の締めくくりです。

今月は「お金の正体」や「キャッシュレス」について学んできました。
今週のテーマは、一生モノの判断スキルである「Needs(ニーズ)」と「Wants(ウォンツ)」についてです。

スーパーやデパートで繰り広げられる「これ買って!」「ダメ!」というやり取り。実はこれ、親子でお金の価値観を共有する絶好のチャンスなんです。

1. その「欲しい」はどっちの箱?

お金を賢く使うためには、すべての支出を「2つの箱」に分ける習慣をつけましょう。

🛡️ Needs(必要なもの)
🍚

生きていくために欠かせないもの

  • ご飯、水
  • 学校のノート
  • 冬の厚手のコート
  • 歯ブラシ
🎁 Wants(欲しいもの)
🎮

なくても困らないが、生活が楽しくなるもの

  • お菓子、ジュース
  • 最新のゲームソフト
  • キャラクターのキーホルダー
  • 予備のスニーカー

子供から「これ買って!」と言われたとき、頭ごなしに「ダメ!」と拒絶するのではなく、「それはNeedsの箱かな? Wantsの箱かな?」と問いかけてみてください。

💡 「Wants」は悪いことじゃない!

ここで大切なのは、「Wantsにお金を使ってはいけない」と言っているのではないということです。全部がNeedsだけの人生は、少し寂しいですよね。

大切なのは、「Needs(絶対に必要なもの)」を優先して、余ったお金で「Wants(人生を楽しくするもの)」のどれを選ぶか優先順位をつけることです。

「全部は買えないけれど、自分にとって一番大切なWantsはどれだろう?」と考えることが、自分らしいお金の使い方に繋がります。

📝 今週の親子ワーク:お買い物仕分け大作戦!

今週は、実際の買い物やチラシを使って、仕分けの判断力を養うワークに挑戦しましょう!

① スーパーで「Needs / Wants」探し

スーパーへ買い物に行った際、カゴに入れる商品を子供にチェックしてもらいます。

  • ルール:「これはNeeds(家族のご飯)かな? Wants(おやつや嗜好品)かな?」と聞きながらカゴに入れます。
  • 会話のヒント:「牛乳はNeedsだね。じゃあ、この期間限定のジュースはどっちかな?」と、クイズ形式にすると盛り上がります。
② 欲しいものリストの「3日間熟成」

子供が「あれ買って!」と言ったものを、すぐに買わずに「欲しいものリスト」に書き出します。

  • ルール:リストに書いてから3日間待ちます。
  • ポイント:3日経っても「これは絶対に自分に幸せをくれるWantsだ!」と思えるか確認します。意外と「あ、もういいや」となるものが多いことに気づくはず。この「待つ力」が衝動買いを防ぐ力になります。

3. 「足るを知る」という最強の武器

世の中には、魅力的な広告があふれています。

「これを持っていないと損をする」「みんな持っている」というメッセージに惑わされないためには、「自分にとっての十分(足る)」を知ることが重要です。

💎 FPからのメッセージ

Needsが満たされていることに感謝し、Wantsを厳選する。

このマインドが育つと、将来「周りに流されてお金を使いすぎる」ことがなくなります。
お金は、君を幸せにするための「道具」です。Needsを大切に、Wantsを慎重に選ぶことで、君は道具の主人になれます。

第1章まとめ & 次回予告

1ヶ月間、お金の基本を一緒に学んできましたね。
来月(第2章)からは、いよいよ「貯める・守る」という管理の達人へのステップに進みます。

次回は第5週:
「お財布の中の『3つのコップ』」です。

貯金が苦手な子でも自然にお金が貯まる、魔法の管理術を公開します!お楽しみに!