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【こどもに伝えたいお金の知識】~Vol.2~:お小遣いは「労働制」か「定額制」か?

【こどもに伝えたいお金の知識】
~Vol.2~
お小遣いは「労働制」か「定額制」か?

ファイナンシャルプランナーが送る、親子で学ぶお金の教室。
前回は「お金は『ありがとう』のしるし」というお話をしました。

では、いざ子どもにお小遣いを渡すとき、
「お手伝いのご褒美(労働制)」にするべきか、
「決まった日に決まった額(定額制)」にするべきか、
どちらが良いのでしょうか?

結論から言うと、どちらも正解!

得られる学びが違うので、お子さんの年齢や性格に合わせて選ぶ(あるいは組み合わせる)のがベストです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

1. メリット・デメリットを比較しよう

🧹 労働制(お手伝い制)

「お風呂掃除で10円」「皿洗いで20円」

メリット
  • 「お金を稼ぐ大変さ」がわかる
  • 「誰かの役に立つとお金がもらえる」という学びを実感できる
  • 自分の努力次第で手取りが増える喜びがある
デメリット
  • お金をもらえないとお手伝いをしなくなる可能性がある
  • 親が毎回チェックして支払う手間がかかる
  • 収入が不安定で、計画が立てにくい
📅 定額制(お給料制)

「毎月1日に500円」

メリット
  • 「限られたお金でやりくりする力」がつく
  • 欲しいものに向けて貯金する計画性が育つ
  • 親の管理が楽(渡し忘れが防げる)
デメリット
  • 何もしなくてもお金が入るという感覚になりやすい
  • 計画に失敗すると、すぐにお金が底をつく
  • お金のありがたみ(労働対価)が薄れがち
FPからのアドバイス!

労働制を取り入れるなら…
「当たり前の家事(自分の服を畳むなど)」と、「付加価値のある仕事(窓拭きや靴磨きなど)」を分けるのがコツ。「家族の一員としてやるべきこと」までお金に直結させないよう注意しましょう。

定額制を取り入れるなら…
定額制は「失敗から学ぶ」ための最高の教材です。月初めに全部使ってしまって、月末に「お菓子が買えない…」と悔しがる経験こそが、将来の家計管理能力に繋がります。

2. 迷ったらコレ!「ハイブリッド型」

「稼ぐ感覚」も「使う感覚」も、どちらも大人になってから必須のスキルです。
迷ったら、両方の良いとこ取りをした「ハイブリッド型」はいかがでしょうか?

【図解】ハイブリッド型お小遣い
【プラスアルファ】 ② 労働制(ボーナス)
大掃除の手伝いや、特別なミッションをこなした時に
【ベース】 ① 定額制(基本給)
必要最低限の文房具や、たまのおやつ代として

「最低限の生活をやりくりする訓練」と「自ら動いて収入を増やす攻めの姿勢」の
両方をバランスよく学ぶことができます!

※本記事は、金融教育における一般的な手法およびFPの知見に基づき構成しています。

3. 今週の親子ワーク

お子さんと一緒に、労働制で使える「お仕事メニュー表」を作ってみませんか?

「この仕事は大変だから、もうちょっと高くして!」
なんて価格交渉が始まったら、お子さんがお金に対して真剣に向き合い始めた証拠ですよ✨

次回予告:見えないお金の魔法

次回のテーマは、
「~vol.3~:見えないお金『キャッシュレス』の魔法」です。

カードやスマホ決済は、なぜ魔法のように買い物ができるのか?見えないお金の正体を暴きます。お楽しみに!